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9.13.5. Recommended Partitioning Scheme

9.13.5.1. x86, AMD64, 及び Intel 64 のシステム

特に他の必要がない限り、x86, AMD64, 及び Intel 64 のシステムには 以下のようなパーティションを作成することをお薦めします。
  • swap パーティション
  • /boot パーティション
  • / パーティション
  • A /home partition
  • swap パーティション (少なくとも 256 MB 必要) — swap パーティションは仮想メモリのサポートに使用されます。つまり、システムが処理しているデータを格納する RAM が不足した場合にデータは swap パーティションに書き込まれます。
    In years past, the recommended amount of swap space increased linearly with the amount of RAM in the system. But because the amount of memory in modern systems has increased into the hundreds of gigabytes, it is now recognized that the amount of swap space that a system needs is a function of the memory workload running on that system.
    Swap space is usually designated during installation, but determining the memory workload of a system at this point can be difficult. During a kickstart installation, you can request that the amount of swap space be set automatically (refer to 「Kickstart Options」.
    However, this setting is not precisely calibrated for your system, so use the following table if you require the amount of swap space to be set more precisely.
    表9.2 推奨のシステムスワップ領域
    システム内の RAM のサイズ スワップ領域の推奨サイズ
    4GB 又はそれ以下の RAM 最低 2GB のスワップ領域
    4GB から 16GB までの RAM 最低 4GB のスワップ領域
    16GB から 64GB までの RAM 最低 8GB のスワップ領域
    64GB から 256GB までの RAM 最低 16GB のスワップ領域
    256GB から 512GB までの RAM 最低 32GB のスワップ領域

    複数のストレージデバイス上にスワップ領域を分散することでより良いパフォーマンスが 得られることに注意して下さい。特に高速のドライブ、コントローラ、及びインターフェイスを持つ システム上でその効果があります。
  • A /boot/ partition (250 MB)
    The partition mounted on /boot/ contains the operating system kernel (which allows your system to boot Fedora), along with files used during the bootstrap process. For most users, a 250 MB boot partition is sufficient.

    Important — Supported file systems

    The GRUB bootloader in Fedora 16 supports only the ext2, ext3, and ext4 (recommended) file systems. You cannot use any other file system for /boot, such as Btrfs, XFS, or VFAT.

    注記

    ハードドライブが 1024 シリンダ以上の場合 (また、 システムの製造年が 2 年以上前になる場合)、 / (root) パーティションにハードドライブに残っている領域すべてを適用させたい場合には /boot/ パーティションの作成が必要になるかもしれません。

    注記

    RAID カードがある場合、 いくつかの BIOS は RAID カードからの起動に対応していない場合があるので注意してください。 このような場合、 /boot/ パーティションを別のハードドライブなど RAID アレイの外側にあるパーティションに作成する必要があります。
  • A root partition (3.0 GB - 5.0 GB)
    ここに 「/」 (root ディレクトリ)があります。この設定では、すべてのファイルが (/boot に 保存されるファイルを除く) root パーティションにあります。
    3.0 GB のパーティションでは最小のインストールしかできません。5.0 GB の root パーティションならフルインストールしてすべてのパッケージグループを選択することができます。

    Root と /root

    The / (or root) partition is the top of the directory structure. The /root directory/root (sometimes pronounced "slash-root") directory is the home directory of the user account for system administration.
  • A home partition (at least 100 MB)
    To store user data separately from system data, create a dedicated partition within a volume group for the /home directory. This will enable you to upgrade or reinstall Fedora without erasing user data files.
Many systems have more partitions than the minimum listed above. Choose partitions based on your particular system needs. Refer to 「パーティション設定に関するアドバイス」 for more information.
1つの大きな / パーティションではなく、 多くのパーティションを作成すると、アップグレードが楽になります。詳細情報は 「カスタムレイアウトの作成、又はデフォルトレイアウトの変更」 内の Edit オプションの説明参照して下さい。
以下の表は、一覧表示されたディレクトリを含んでいるパーティション用の 最低限サイズをまとめています。これらの各ディレクトリのために個別の パーティションを作る必要はありません。 例えば、/foo を含んでいる パーティションが最低でも 500 MB でなければならず、個別の /foo パーティションを作成しない場合は、代わりに / (root) パーティションが最低でも 500 MB とすれば良いわけです。
表9.3 パーティション最小サイズ
ディレクトリ 最低限サイズ
/ 250 MB
/usr 250 MB、しかしこれを別のパーティションに配置することは避けます。
/tmp 50 MB
/var 384 MB
/home 100 MB
/boot 250 MB

余分な容量は割り当てなしのまま残します

すぐに必要となるパーティションのみにストレージ容量を割り当てるようにします。そうすると、発生するニーズに応じて後でいつでも空きスペースを割り当てることができます。ストレージ管理の柔軟な処理法について学ぶには、付録D LVM を理解する を参照して下さい。
自分のコンピュータ用に最適なパーティション設定が不明な場合は、デフォルトの パーティションレイアウトを採用して下さい。
9.13.5.1.1. パーティション設定に関するアドバイス
オプションのパーティションセットアップは、関係する Linux システムの使用により 異なります。以下のヒントがディスク領域の割り当て方の決定をお手伝いできるでしょう。
  • 内密のデータを格納する可能性のあるパーティションには暗号化を考慮して下さい。 暗号化は、権限の無い人々が物理的にストレージデバイスにアクセスできる場合でも パーティション上のデータにアクセスすることを阻止します。ほとんどの場合、 少なくとも /home パーティションは暗号化すべきです。
  • システムにインストールされている各カーネルはおよそ 10 MB を /boot パーティション上に必要とします。 多数のカーネルをインストールする予定ではない場合、/boot にはデフォルトパーティションサイズである 250 MB で十分でしょう。

    Important — Supported file systems

    The GRUB bootloader in Fedora 16 supports only the ext2, ext3, and ext4 (recommended) file systems. You cannot use any other file system for /boot, such as Btrfs, XFS, or VFAT.
  • /var ディレクトリは、Apache web サーバーなどの多くのアプリケーション用のコンテンツを収納します。 また、ダウンロードされた更新パッケージの一時的な保存にも使用されます。/var を納めるパーティションが更新用のダウンロードと 他のコンテンツの収納のために十分な領域を持っていることを確認して下さい。

    Warning

    PackageKit 更新ソフトウェアは、更新済みのパッケージを デフォルトで /var/cache/yum/ にダウンロードします。パーティションを手動で設定する場合、独立した /var/ パーティションを作成して、そのパーティションがパッケージ更新のダウンロードの為に充分な容量 (3.0 GB 以上) になるようにして下さい。
  • /usr ディレクトリは Fedora システムのソフトウェアコンテンツのほとんどを収納します。ソフトウェアのデフォルトセットの インストール用に最低でも 4 GB の領域を割り当てます。ソフトウェア開発者の場合や、ソフトウェア開発の 技能を学ぶために Red Hat Enterprise Linux システムを使用する意図である場合は、最低でも2 倍の 割り当てを与えるのが良いでしょう。

    Do not place /usr on a separate file system

    If /usr is on a separate file system from /, the boot process becomes much more complex because /usr contains boot-critical components. In some situations (like installations on iSCSI drives), the boot process might not work at all.
  • LVM ボリュームグループには割り当てのない部分を残すことを考慮して下さい。 領域要求条件が変化した時にストレージを再割り当てするために 他のパーティションからデータを削除したくない場合に、この未割り当ての領域が 柔軟性を与えてくれます。
  • サブディレクトリをパーティションに分離すると、現在のシステムの上に新規バージョンの Fedora をインストールする決定をした場合に、コンテンツをそれらの サブディレクトリに残すことができます。例えば、/var/lib/mysql 内で MySQL データベースを実行するつもりであれば、後日に再インストールする必要がある状況の為にそのディレクトリ用に個別のパーティションを作成するわけです。
以下の表は、単独の 80 GB の新規ハードディスクと 1 GB の RAM を持つシステムで 可能なパーティション設定を示します。ボリュームグループの内、およそ 10 GB は 将来の拡張を受け付けるために未割り当てになっていることに注意して下さい。

使用法の例

このセットアップは全ての使用状況用のオプションではありません。
例9.1 パーティション設定の例
表9.4 パーティション設定の例
パーティション サイズとタイプ
/boot 250 MB ext3 パーティション
swap 2 GB スワップ
LVM 物理ボリューム 残りの領域、LVM ボリュームグループの1つとして

物理ボリュームはデフォルトのボリュームグループに割り当てられて、以下のような 論理ボリュームに分割されています:
表9.5 パーティション設定の例: LVM 物理ボリューム
パーティション サイズとタイプ
/ 13 GB ext4
/var 4 GB ext4
/home 50 GB ext4