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6.2.4. ダイヤルアップ インターフェース

ダイヤルアップ接続を通してインターネットに接続する場合、インターフェース用に設定ファイルが必要です。
PPP インターフェイス ファイルは、以下の形式を使用して名付けられます:
ifcfg-pppX
ここで X は特定のインターフェースに対応する一意な番号です。
ダイヤルアップアカウントを作成するために、wvdialネットワーク管理ツール または Kppp を使用するとき、PPP インターフェース設定ファイルが自動的に作成されます。手動でこのファイルを作成および編集することもできます。
以下は一般的な ifcfg-ppp0 ファイルです:
DEVICE=ppp0
NAME=test
WVDIALSECT=test
MODEMPORT=/dev/modem
LINESPEED=115200
PAPNAME=test
USERCTL=true
ONBOOT=no
PERSIST=no
DEFROUTE=yes
PEERDNS=yes
DEMAND=no
IDLETIMEOUT=600
Serial Line Internet Protocol (SLIP) は、ほとんど使われませんが、もう一つのダイヤルアップインターフェースです。SLIP ファイルは ifcfg-sl0 のようなインターフェース設定ファイル名を持ちます。
これらのファイルで使用できる他のオプションを以下に示します:
DEFROUTE=answer
ここで answer は以下のいずれかです:
  • yes — デフォルト ルートとしてこのインターフェースを設定します。
  • no — デフォルト ルートとしてこのインターフェースを設定しません。
DEMAND=answer
ここで answer は以下のいずれかです:
  • yes — 何かがこのインターフェースを使用しようとするとき、pppd が接続を初期化できるようにします。
  • no — 接続がこのインターフェースに対して手動で確立されなければいけません。
IDLETIMEOUT=value
ここで value は、インターフェース自身が切断される前にアイドル秒数です。
INITSTRING=string
ここで string はモデムデバイスに渡される初期化文字列です。このオプションは主に SLIP インターフェースとともに使用されます。
LINESPEED=value
ここで value はデバイスのボーレートです。利用可能な標準的な値は 57600, 38400, 19200, および 9600 があります。
MODEMPORT=device
ここで device はインターフェースに対する接続を確立するために使用されるシリアルデバイスの名前です。
MTU=value
ここで value はインターフェースの Maximum Transfer Unit (MTU) 設定です。MTU はフレームが伝送できるデータの最大長を参照しますが、ヘッダー情報をカウントしません。いくつかのダイヤルアップシチュエーションにおいて、これを 576 に設定することにより、パケットの破棄を減らせ、接続のスループットがわずかに改善します。
NAME=name
ここで name はダイヤルアップ接続群に与えられる見出しへの参照です。
PAPNAME=name
ここで name は、リモートシステムに接続できるよう、Password Authentication Protocol (PAP) 交換中に与えられたユーザー名です。
PERSIST=answer
ここで answer は以下のいずれかです:
  • yes — モデムがハングアップした後に無効にされた後でも、このインターフェースがいつでも有効であるように維持します。
  • no — こnインターフェースが必ずしも常に有効であるとは限りません。
REMIP=address
ここで address はリモートシステムの IP アドレスです。これは一般的に指定されません。
WVDIALSECT=name
ここで name はこのインターフェースと /etc/wvdial.conf にあるダイヤラー設定を関連づけます。このファイルは、ダイヤルされる電話番号およびインターフェースの他の重要な情報を含みます。