Product SiteDocumentation Site

4.3.5. Yum リポジトリの追加・有効化および無効化

「[repository] オプションの設定」は Yum リポジトリを定義するために使用できるさまざまなオプションを説明しています。このセクションは yum-config-manager コマンドを使用することによりリポジトリを追加、有効化、および無効化する方法について説明しています。

Yum リポジトリの追加

新しいリポジトリを定義するには、/etc/yum.conf ファイルに [repository] セクションを追加するか、/etc/yum.repos.d/ ディレクトリに .repo ファイルを追加します。このディレクトリにある .repo ファイル拡張子を持つすべてのファイルは yum により読み込まれます。/etc/yum.conf にリポジトリを定義する代わりに、ここに定義することが最も良いです。

信頼できないソフトウェア提供元を使用するとき注意してください

検証されていない、もしくは信頼されていないソフトウェア提供元からソフトウェアを取得またはインストールすることは、潜在的なセキュリティリスクになります、または、セキュリティ、安定性、互換性およびメンテナンス性の問題を引き起こす可能性があります。
Yum リポジトリは一般的に自身の .repo ファイルを提供します。そのようなリポジトリをシステムに追加して有効にするには、root として以下のコマンドを実行します:
yum-config-manager --add-repo repository_url
…ここで repository_url.repo ファイルへのリンクです。たとえば、http://www.example.com/example.repo にあるリポジトリを追加するには、シェルプロンプトにおいて以下のとおり入力します:
~]# yum-config-manager --add-repo http://www.example.com/example.repo
Loaded plugins: langpacks, presto, refresh-packagekit
adding repo from: http://www.example.com/example.repo
grabbing file http://www.example.com/example.repo to /etc/yum.repos.d/example.repo
example.repo                                             |  413 B     00:00
repo saved to /etc/yum.repos.d/example.repo

Yum リポジトリーの有効化

特定のリポジトリーを有効にするには、シェルプロンプトにおいて root として以下のように入力します:
yum-config-manager --enable repository
…ここで repository は一意なリポジトリ ID です(利用可能なリポジトリ ID を一覧表示するには yum repolist all を使用します)。代わりに、すべての一致するリポジトリを有効にするためにグロブ表現を使用できます。
yum-config-manager --enable glob_expression
たとえば、[example], [example-debuginfo], および [example-source] セクションに定義されたリポジトリーを無効にするには、次のように入力します:
~]# yum-config-manager --enable example\*
Loaded plugins: langpacks, presto, refresh-packagekit
============================== repo: example ==============================
[example]
bandwidth = 0
base_persistdir = /var/lib/yum/repos/x86_64/6Server
baseurl = http://www.example.com/repo/6Server/x86_64/
cache = 0
cachedir = /var/cache/yum/x86_64/6Server/example
[出力の省略]
成功したとき、yum-config-manager --enable コマンドが現在のリポジトリ設定を表示します。

Yum リポジトリの無効化

Yum リポジトリを無効にするには、rootとして以下のコマンドを実行します:
yum-config-manager --disable repository
…ここで repository は一意なリポジトリ ID です(利用可能なリポジトリ ID を一覧表示するには yum repolist all を使用します)。yum-config-manager --enable と同様に、すべての一致するリポジトリを同時に無効にするためにグロブ表現を使用できます。
yum-config-manager --disable glob_expression
成功したとき、yum-config-manager --disable コマンドが現在のリポジトリ設定を表示します。