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4.3.3. Yum 変数の使い方

yum コマンドと Yum 設定ファイル(つまり、/etc/yum.conf および /etc/yum.repos.d/ ディレクトリにあるすべての .repo ファイル)において以下の組み込み変数を使用および参照できます:
$releasever
Fedora のリリースバージョンを参照するためにこの変数を使用できます。Yum は /etc/yum.conf 設定ファイルの distroverpkg=value 行から $releasever の値を取得します。もし /etc/yum.conf にそのような行がなければ、yumredhat-release パッケージからバージョン番号を取り出すことにより正しい値を推測します。
$arch
Python の os.uname() 関数を呼び出すとき返されるように、システムの CPU アーキテクチャーを参照するためにこの値を使用できます。$arch の有効な値は次のとおりです: i586, i686 および x86_64
$basearch
システムの基本アーキテクチャーを参照するために $basearch を使用できます。たとえば、i686 と i586 のマシンはどちらも i386 の基本アーキテクチャーを持ちます。また、AMD64 と Intel64 のマシンは x86_64 の基本アーキテクチャーを持ちます。
$YUM0-9
これらの10個の変数は、同じ名前のシェル環境変数の値でそれぞれ置き換えられます。これらの変数のどれかが(たとえば /etc/yum.conf において)参照され、同じ名前を持つシェル環境変数が存在しなければ、設定ファイルの変数は置き換えられません。
個別の変数を定義する、または既存のものの値を上書きするには、/etc/yum/vars/ ディレクトリに、変数と同じ名前を持つファイルを($ 記号なしで)作成します。そして、その最初の行に希望する値を追加します。
たとえば、リポジトリ記述はしばしばオペレーティングシステム名を含みます。$osname という新しい変数を定義するには、最初の行に Fedora を持つ新しいファイルを作成して、/etc/yum/vars/osname として保存します:
~]# echo "Red Hat Enterprise Linux" > /etc/yum/vars/osname
Fedora 16 の代わりに、.repo ファイルにおいて以下を使用することができます:
name=$osname $releasever