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3. Fedora の変更点 - デスクトップユーザー向け

3.1. デスクトップ

3.1.1. 一般

3.1.1.1. mDNS はデフォルトで有効化
「グラフィカルデスクトップ」 ソフトウエアセレクションをインストールするとき、 mDNS クライアントが含まれます。これにより、ローカルネットワークでの、設定なしのデバイスディスカバリーが可能です。プライベート情報は、デフォルトでは、mDNS により公開されることはありません。
3.1.1.2. systemdはディスプレイマネージャー管理
ディスプレイマネージャーを変更するために、/etc/sysconfig/desktop ファイルを編集するのは、もう行われません。代わりに、systemctl enable --force displaymanager.service を使って、お好みのインストール済みのディスプレイマネージャーを有効にして下さい。

3.1.2. Cinnamon

Fedora ユーザーは、 Cinnamonを使うことができるようになりました。それは、 GNOME3 をベースとする進んだデスクトップ環境です。Cinnamon は、 GNOME バックエンドが提供する進んだ機能を活用することができる一方、より伝統的でアクセス可能なデスクトップ経験をユーザーに提供することができます。

3.1.3. GNOME

Fedora 18 には、最新の GNOME バージョン 3.6 が含まれます。以下の変更点があります。
  • より進んだユーザー補助: 以前の GNOME3 リリースには、スクリーンリーダーや、オンスクリーンキーボードなどのユーザー補助機能がありました。GNOME 3.6 では、これらの機能がデフォルトで有効です。ユーザー補助機能を使うには、 GNOME Shell から、 「ユニバーサルアクセス」 アイコンを選択するだけです。また、GNOME 3.6 では、ズーム機能 に、ブライトネス、コントラスト、そして反転機能がつきました。
  • 分散 (「クラウドベースの」) ドキュメントシステムとのより優れた統合: ファイル管理のための GNOME Documents アプリケーションは、既に Google Docs と統合されています。 GNOME 3.6 ではさらに、 Windows Live を使うユーザーのために、Microsoft SkyDrive がサポートされました。
  • Active Sync アカウントのサポート: GNOME オンラインアカウント の機能を使い、お使いのデスクトップとオンラインサービスを接続することができます。GNOME は、すでに Google™ アカウントのコネクターを提供しています。 GNOME 3.6 から新しく ActiveSync (および Microsoft Exchange) アカウントのコネクターが加わりました。
  • テキストシェーピングの改善: GNOME 3.6 では、テキストシェーピングエンジンが改善されました。より高品質のテキストレンダリングと、メモリーの節約に気が付かれるでしょう。新しいテキストレンダリングエンジンは、将来の GNOME バージョンにわたって、さらなる改善を可能とするでしょう。
  • 効率のよい入力ソース選択: GNOME 3.6 は、IBus 入力メソッドフレームワークだけを使います。入力デバイス(キーボードのような)とキーレイアウトを選択すれば、すべての GNOME アプリケーションがその設定を使います。
  • GNOME を使った初期セットアップ: 新しいコンピューターを手に入れたり、新しいオペレーティングシステムをインストールしたときに、GNOME 3.6 を使って、以下の重要なタスクを行うことができます。
    • ネットワークに接続する
    • ユーザーアカウントの作成
    • タイムゾーンと地域の設定
    • オンラインアカウントとの統合
    • GNOME Shell について、基本的な情報を学ぶ
  • 通知システムの改善: GNOME 3.0 ではアプリケーションからユーザーに対して通知を行う新しく方法が加わりました。その仕組みは メッセージトレイ と呼ばれています。 GNOME 3.6 では メッセージトレイ の仕組みが改善され、ユーザーのフォーカスを切り替えることなく、その通知が緊急なものであるかどうかを知ることができます。詳しくは GNOME のドキュメント をご覧ください。
  • プリンター管理の簡略化: GNOME 3.6 では、GNOME Control CenterPrinter パネルが改善されました。ローカルやネットワークプリンターを探し、設定したり、ドライバーを選択したり、デフォルトオプションを設定するのがずっと簡単になりました。
  • ロックスクリーンが便利になりました: デスクトップを「ロック」したり、「スリープ」状態から復帰したとき、GNOME 3.6 のロックスクリーンはより多くの情報を提供し、新しい操作も可能となりました。
    • 日付と時刻を見る
    • 音楽とメディアプレイヤーを制御し、ボリュームレベルを調節する
    • 新しいメッセージや通知があるか表示する
    • 基本的なネットワーク接続設定の変更
    • デスクトップのアンロック方法の選択
  • エンタープライズログイン情報の統合: 大きな(「エンタープライズ」)ネットワークに接続しているユーザーは、GNOME 3.6 Control Center を使ってユーザーアカウントの設定を見たり、原理的には変更したりできます。この機能は、Fedora 18 realmd 機能と統合されていますから、 Active Directory 設定を見たり、管理したりできます。

3.1.4. KDE ソフトウエアコンパイレーション

Fedora 18 は KDE 4.9 を含みます。多くの新機能と、安定性と性能の改善があります。KDE プロジェクト 品質検査チームは、このリリースが最高のものであるよう、努力しました。KDE リリースノートには、いくつかの変更点が示されています。
3.1.4.1. プラットフォーム
KDE Platform リリースには、バグ修正、その他の品質向上、ネットワーク、また、 Frameworks 5 のための準備があります。
3.1.4.2. Plasma Workspace
Plasma Workspaces からのハイライトは、Dolphin ファイルマネージャー、Konsole X 端末エミュレーター、アクティビティ、そして KWin ウインドウマネージャーでの大きな改善です。
  • Dolphin ファイルマネージャー: パワフルなファイルマネージャーである Dolphin は、進むと戻るボタンを備えるようになりました。また、インラインのファイル名変更も復帰しました。Dolphin はレーティング、タグ、イメージとファイルサイズ、著者、日付、などのメタデータを表示できます。さらに、メタデータの属性によるグループ分けとソートもできます。新しい Mercurial プラグインは、このバージョン管理システムを、git, SVN そして CVS がサポートされているのと同じ、簡単な方法で扱うことができます。このため、ユーザーは、プル、プッシュ、そしてコミットを、ファイルマネージャーから直ちに行うことができます。Dolphin のユーザーインターフェースはいくつかの小さな改善がありました。例えば、 Places パネルの改善、検索サポートの改善、そして端末位置との同期です。
  • Konsole X 端末エミュレーター:働き者の Konsole は、KDE Web Shortcuts を使った選択テキストの検索ができるようになりました。フォルダーが Konsole ウインドウにドロップされた時に、Change Directory To コンテキストオプションが表示されます。ユーザーは、タブをデタッチして、ドラッグすることにより、そのタブだけのウインドウを新しく作ることによって、端末ウインドウの配置をよりいっそう制御可能になりました。既存のタブを同じプロファイルの新しいタブに複製することもできます。メニューとタブバーが見えるかどうかは、 Konsole を開始する時に制御できます。スクリプトがお好きな方は、タブのタイトルをエスケープシーケンスを使って変更できます。
  • KWin ウインドウマネージャー: KDE ウインドウマネージャーである KWin は、多くの作業を経ました。改善の中には、ウインドウをスイッチするときにレーズするとか、 Window Specific Settings のヘルプなど小さな変更点から、ボックススイッチをするときの KCM の改善や、 Wobbly Windows の性能改善など、目につきやすいものもあります。 KWin が、 アクティビティ をより良く扱うための変更点もあります。例えば、 アクティビティ に関するウインドウの規則の追加などです。KWin の品質と性能を向上させるために注意が払われました。
  • アクティビティ: アクティビティ は、ワークスペースのいたるところでより完全に統合されました。ファイルは、Dolphin, Konqueror そして Folder View において、アクティビティにリンクすることができます。Folder View は、デスクトップあるいはパネルにおいて、あるアクティビティに関連するファイルだけを表示できます。アクティビティKIO は新しくなり、プライベートアクティビティのための暗号化が可能となりました。
  • ワークスペース に、 MPRIS2 サポートが加わりました。KMix が複数ストリームを処理し、Plasma データエンジンがこの音楽演奏制御プロトコルを処理します。これらの変更は、MPRIS2 が、KDE の音楽とビデオプレーヤーである JukDragon をサポートしたことに関係します。 ワークスペース には、多くの小さな変更があり、それには、いくつかの QML の移植も含まれます。改善された Plasma ミニプレイヤーは、トラック属性ダイアログが含まれ、フィルタリングの改善もされました。キックオフメニューは、キーボードだけで使えるようになりました。Network Management plasmoid はレイアウトと使いやすさの改善がありました。Public Transport ウイジェットも、大きな変更がありました。
3.1.4.3. アプリケーション
  • Kontact Suite: 世界でもっとも完成度の高い PIM スイート Kontact は多くのバグ修正とパフォーマンスの改善が行われています。
  • KDE 教育: KDE-Edu は、 Pairs、新しい記憶ゲーム、を導入します。Rocs、生徒と先生のためのグラフ理論アプリケーション、は、多くの改善がありました。アルゴリズムは、ステップごとに実行できるようになり、アンドゥと cancel-construction システムの改善があり、オーバーレイグラフもサポートされました。Kstars は、meridian transit time / observation time によるソートが改善されました。Digital Sky Survey Marble では、速度の最適化とスレッドサポートがあり、ユーザーインターフェースも強化されました。Marble 経路制御エクステンションは、OSRM (Open Source Routing Machine) を含むようになりました。自転車と歩行者の経路制御、さらに、オフラインでの経路制御と検索を管理するためのオフラインデータモデルも含まれます。Marble は、 FlightGear シミュレーターの中に、航空機の位置を表示できるようになりました。
  • KDE ゲーム: KDE ゲーム は、更新されました。KDE の麻雀ゲームである Kajongg にはたくさんの改善がありました。ゲームのヒントを示すツールチップ、ロボット AI の改善、そして、プレイヤーが同じサーバーにいるときに可能なチャットなどです。kajongg.org はサーバーを持っています!) KGoldrunner は Gabriel Miltschitzky 氏の貢献により新しいレベルが追加されました。また、 KPatience は保存時にゲームのヒストリーも保存できるようになりました。KSudoku は良いヒントを提供する小さな改善と、そのほか、7つの新しい2次元のパズル形式、3つの新しい3次元のパズル形式が加わりました。

3.1.5. MATE

今回、Fedora 18 に新たに提供される MATE Desktop は Fedora 向けの最初のリリースです。MATE は、ユーザーが長い間求めてきた、クラシックで直感的で使いやすいデスクトップ環境を再びもたらします。Fedora 上での MATE に対するサポートは、IRC の #fedora-mate#mate で提供されます。irc.freenode.net または Fedora bugzilla 経由で。

3.1.6. Xfce

Fedora 18 では Xfce 4.10 が導入されました。この新しいリリースは、高速で軽量かつ、ユーザーフレンドリーなデスクトップ環境を提供するというゴールに沿ったものです。主に、デスクトップに磨きをかけ、いろいろな点でユーザー経験を改善することにフォーカスされました。このリリースのハイライトは:
  • 新しいアプリケーションファインダー: 新しく、完全に書きなおされたアプリケーションファインダーは、かつての xfce4-appfinderxfrun4 の機能を統合しました。
  • パネルの改善:パネルは、垂直ディスプレイモード (deskbar) も可能となりました。さらに、パネルプラグインは複数の行に整列することができ、deskbar モードでは特に便利です。
  • 機能の改善: 新しいMIME タイプエディター は、いろいろなファイルタイプを開くのに使うアプリケーションを簡単に変えることができます。設定エディターの機能は拡張され、マウスとタッチパッドの設定ダイアログは、タブレットをより良くサポートします
  • デスクトップ処理の改善: いまや、マウスの1クリックでアプリケーションをローンチして、デスクトップのファイルを開くことができます。さらに、4.10 デスクトップは、サムネールを表示でき、壁紙リストの中を自動的に進むことができます。
  • タイル状ウィンドウ: ウィンドウマネージャーは、ウィンドウがスクリーンの端にドラッグされた時に、それをタイル状に配置する設定が可能となりました。タブウィンドウ (Alt+Tab) は、より柔軟なテーマとカーソルキーナビゲーションをサポートしました。
  • デフォルトアプリケーションのより良い選択: Xfce パッケージグループと、 Xfce スピンは、lightdm ディスプレイマネージャーと、 Yum Extender パッケージマネージャーを採用します。それらは、デスクトップ環境のゴールに適合するものです。
Xfce 4.10 の、アップストリームの変更点のオンラインツアーは、ここ からご覧になれます。

3.1.7. Sugar

Fedora 18 では Sugar 教育環境 "Sucrose" バージョン 0.98 が提供されており、教育用途のユーザーや開発者がひとつの空間で楽しむことができます。
3.1.7.1. Sugar を体験しよう
  • Sugar にタッチ : 最新バージョンの Sugar はタッチスクリーンに完全に対応し、タッチフレンドリーなユーザーインタフェースを提供します。X環境でのタッチサポートの改善点を活用しています。
  • 並び替え順の変更: ユーザーはホームビューのアイコンがアルファベット順になったことに気がつくでしょう。ttw
  • Sugar でお料理: Sugar のアクティビティを構築する開発者は、GTK3ベースの、更新されたツールキットに気づかれるでしょう。

3.2. 生産性

par が新しく Fedora に追加されました。par は文を再整形するフィルターです。コマンドラインオプションにより、出力形式を詳細に制御できます。

3.3. ネットワーク

3.3.1. 一貫性のあるネットワークデバイス名

Fedora 18 では引き続き以前のリリースでも実装されていた biosdevname というネットワークデバイス名の命名規則が適用されます。サーバーのマザーボード上の内蔵 Ethernet は emport_number。PCI カード上の Ethernet ポートは pslot_numberpport_number のように筐体のラベルと同じような順序で命名されます。この機能を無効にしたい場合には、カーネルオプションで biosdevname=0 と指定することで無効にできます。その場合、昔から使われている ethX という名前になります。

3.3.2. firewalld を用いたより強固なネットワークセキュリティ

ファイヤーウォールのデーモン firewalld はFedora 18の既定のファイヤーウォールソリューションになり、iptablesを置き換えるものになります。firewalldを使うと、アプリケーションのポリシー変更を再読み込みを必要とせずに適用でき、ルールが変更されても接続状態を保つことができます。
D-BUS インターフェイスは、事前に承認されたアプリケーションが管理者の手作業による構成を必要とせずにステータスや複雑な条件、または一時的にファイアウォールの設定変更が必要となる通信を行うことができようになりました。これにより libvirtd のような動的環境のサポートを改善します。以前は iptables のルールが変更になると再起動する必要がありました。
firewall-cmd コマンドを使うことでマニュアルにて管理が行えます。firewalld のドキュメントに使い方の説明があります。次の manpage をご覧ください: firewall-cmd(1)firewalld(1)firewalld.conf(5)firewalld.icmptype(5)firewalld.service(5)firewalld.zone(5)

3.3.3. Team Driver による NIC ボンディングの改善

Fedora 18 には新たに Team Driver が収録されます。Team Driver を使うことで、複数のネットワークインターフェースのグループ化が容易になり、そのグループは単一のネットワークインタフェースのように振る舞います。これは既存のBondingドライバーが提供する機能にチーミングの概念を拡張しています。詳しい使い方については、次の manpage をご参照ください: teamd.conf(5)teamd(8)teamdctl(8)

3.3.4. ホットスポット機能の導入

NetworkManager は 機能強化された Wi-Fi™ ホットスポットおよびインターネット接続共有モードをサポートします。これにより、よりスムーズな接続共有が可能で、それはハードウェアでより良くサポートされています。既存の設定が変更されないことを確実にするために、このモードは新しい接続に対してのみ自動的に有効化されます。

3.4. 国際化

3.4.1. インプットメソッド

$HOME/.xinputrc$HOME/.config/imsettings/xinputrcへ移動されました。
$HOME/.imsettings.log$HOME/.cache/imsettings/logへ移動されました。
簡字体中国語のデフォルトエンジンは、 ibus-libpinyin になりました。(詳しくは、 Features/ibus-libpinyin を参照下さい。)
GNOME デスクトップでは、 im-chooser は、フォールバックモードと、ibus でない入力メソッドのときを除いて使われなくなりました。これは、 GNOME 3.6 が ibus を、デフォルトの入力メソッドシステムとしてサポートするためです。ユーザーは、 gnome-control-center で、自分の入力メソッドを設定します。
  1. パネル右上のユーザーメニューをクリックします。
  2. メニューから、 システム設定 を選択してください。
  3. 地域 & 言語 アイコンをクリックします。
  4. 入力ソース タブを開きます。
  5. 入力ソースを追加するには、 + アイコンをクリックします。
  6. 一つ以上追加したい入力ソースを選択してください。
リスト内にお探しの入力ソースが見つからない場合は、次のコマンドをターミナルで実行し、デスクトップを再起動してください:
gsettings set org.gnome.desktop.input-sources show-all-sources true
デフォルトでは、入力メソッドをターンオン、オフするためのショートカットキーがないことがあります。以下の手順で有効にできます。
  1. System SettingsInput Sources タブにある、shortcut settings リンクをクリックします。あるいは、一番上にある Keyboard アイコンをクリックします。そして、 Shortcuts タブへ行き、左ペインの Typing セクションに行きます。
  2. ソースの切り替えをクリックするか、Control + spaceを押します。
あなたの母国語に、入力ソースがデフォルトで何も設定されていない場合は、上記の手順を回避策として、それを追加することができます。以下は、入力メソッドエンジンに対応する入力ソースの表です。
Input source name Input method engine
Chinese (Chewing) ibus-chewing
Chinese (Intelligent Pinyin) ibus-libpinyin
Japanese (Anthy) ibus-anthy
Korean (Korean) ibus-hangul
* (inscript (m17n)) ibus-m17n
* (itrans (m17n)) ibus-m17n
* (phonetic (m17n)) ibus-m17n
ibus-libpinyin は、簡字体中国語のための新しい入力フロントエンドを提供します。それは、ユーザーが中国語の文字を入力するスピードを上げることができる知的なピンイン入力メソッドです。それは、ibus-pinyin を置換しますが、こちらも、Fedora において、まだ使うことができます。
ibus-typing-booster は、ibus プラットフォームのための、予測的入力メソッドです。それは、部分的な入力から、完全な語を予測します。ユーザーは単純に、候補のリストから希望する語を選択すれば済みます。これにより、タイプ速度と綴りを改善できます。ibus-typing-booster は、現在、以下のアジアとヨーロッパ言語をサポートしています。
  • Assamese, Bengali, Farsi, Gujarati, Hindi, Kannada, Maithili, Marathi, Nepali, Oriya, Punjabi, Tamil, Telugu, Urdu
  • 英語、デンマーク語、フランス語
fcitx や uim のような、 ibus でない入力メソッドを使いたい場合は、システムからまず、 ibus パッケージを削除して、デスクトップを再開始下さい。GNOME でも、 im-chooser が動作するようになります。

3.4.2. フォント

fonts-tweak-tool は、言語順をサポートし、どの言語がテキストを表示するのに優先して使われるかを指定できます。また、フォントごとに、ヒンティング設定とサブピクセルのレンダリングを変更することが可能なフォント属性をサポートします。
Liberation フォントは、OFL ライセンスの Google Croscore フォントのフォークにリベースされました。これにより、高いカバレッジと、いくらかの小さな改善が得られました。
Packtypeフォントは適用範囲の強化のためアップデートされました。
新しいフォント タミル語のlohit-tamil-classical-fonts と グジャラート語のkalapi-fonts が追加されました。
ネパール語のmadan-fonts、カンナダ語のnavilu-fontsgubbi-fontsはそれぞれの言語用のfontconfigファイルによって最低限の文字をサポートするようになりました。
$HOME/.fonts.conf は無効です。ユーザーは、それを、$HOME/.config/fontconfig/fonts.conf に移動下さい。
$HOME/.fonts.conf.d は推奨されていません。 ユーザーは $HOME/.config/fontconfig/conf.dへ移動することを推奨されています。
/etc/fonts/conf.avail の、すべての無効となった fontconfig 設定ファイルは、 /usr/share/fontconfig/conf.avail に移動しました。古い場所へのローカルなシンボリックリンクがあるならば、それらを更新下さい。